「加熱式駅弁」 生石灰と水の化学変化

その後なかなか更新出来ておらず、すみません。


残暑も終わり東京もかなり涼しくなってきました。
冬が来てさらに寒くなると、冷たいお弁当はちょっと嫌ですよね。
コンビニだと簡単に温められますが、
電子レンジのない新幹線や特急だとなかなかそうはいきません。
そんな悩みを解決してくれるのが「加熱式駅弁」です。

「蒸熱BOX」という製品を販売している株式会社ヨシザワさんが
わかりやすい動画を公開しているので、以下にご紹介します。





「なぜ教育系写真紹介のブログで駅弁の話を?」
と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
この加熱式駅弁は発熱反応の例として教材でよく登場するんです。


お弁当の下に以下のような発熱ユニットが仕込んであり、
その中に酸化カルシウム(生石灰)と水が別々に入っています。


中を開けると以下のようになってます(以下は発熱反応後に開けたものです)


紐を引っ張ると水の袋が破れて生石灰と反応し消石灰になり、
その発熱反応でお弁当が温まる仕組みです。





湯気がたくさん出て、ほんの2,3分で熱々の駅弁になります。


1,200円程と他の駅弁よりはお値段が高いですが、
熱々の駅弁が食べられるというのはかなり魅力的ですよね。

今回は教材出版社のお客様から新規撮影のご依頼を頂き、
東京駅の祭という駅弁屋さんで購入し撮影をしました。
(お弁当はその後社内で美味しく頂きました)
よろしければ、出張等でお出かけの際にお試しください。

メニュー情報|駅弁屋 祭|駅弁|NRE 株式会社日本レストランエンタプライズ
http://www.nre.co.jp/ekiben/tabid/229/brnid/66/Default.aspx


崎山

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